鼻かぜがなかなか治らないので、近くの医者に行ってみた。
1週間ほど前から鼻かぜが続いている。
毎日、ほんの少しずつ良くなっているような感じはあるが、なかなか完治しない。
そこで、会社から歩いて3分のところの町医者に行ってみた。
ビルの2階で開業しているこの医院には待合室に5~6人の患者さん。
ほとんど高齢者だが、若い人もちらほら。
待つこと20分で呼ばれるが、呼ばれるときはいつも週刊誌が面白くなりかけたころ。
喉を見て、胸と背中を聴診して「はい風邪ですね!」との診断。
「早く治すために注射してくださいね!」といってみたが、最近は普通の風邪くらいでは飲み薬と座薬で直すので、注射は打たないのだそうだ。
このあたり、いつも通っている郊外の医者とずいぶんスタンスが違う。
いつものお医者さんは、「少し辛いので点滴お願い!」というと、バンバン打ってくれる。
あれこれお話をしている中で、先生の使っている電子カルテに話を振って「その手書きカルテ、ヤマダ電器のやつですか?」と聞いてみたら、「いやこれはNTT東日本製です。」とのお答え。
「それじゃフューチャークリニックなんとかというやつですね?」と言ってみたら、「おお君詳しいね!」と只者ではないという感じでこちらを見てきた。
ついでに「近くでFileMakerやってるので、何かあったらご一報を」といって診察室を出た。
結局注射なしで4日分の薬だけ。
その分、診察費が1000円ちょっととお安いので、考えてみたら良心的なお医者さんだといえなくもない。
それにしても、会計までの時間が長いのには閉口。15分ほど待たされた。
「電子カルテと医事会計の連携が悪いですね! もしかしてデータを2度打ちしてるんですか?」などとは、初対面でもあり大人の節度として口にはしなかった。
事務の人も、なんだか変な目でこちらを見ているような気がして。