どこかおかしい!?(政治のせいで?)創業補助金の執行が遅れる!
「創業補助金」…開業もない企業にとって、人件費も認めてくれるこの仕組みは使い勝手がいい。
弊社も今年の4月から9月にかけて、この補助金を使ってある事業を実施させていただいた。
事業期間が終了した9月末には、すでに完了報告書も提出している。
その完了報告書が「精査」の期間を経て一部の内容に修正指示が来たのが先週の11月12日。
とかく「精査」とやらにはずいぶん時間がかかるものだが、ひとまず本日、修正内容の確認のため件の役所を訪ねてみると…。
諸般の事情により年内の入金処理が間に合わないかもしれない、とのこと。
報告書提出の時に聞いていた話からして、まさに寝耳に水というしかない。
年末中小企業の資金事情について担当者は一応の配慮の姿勢を見せるも、今後所定のスケジュールに乗っていったとしても年内執行は確約できない、とのこと。
いわく「普通なら十分大丈夫のはずだが、必ずとは言えない」との一点張り。
そりゃ世の中には100%確実ということはありえないにしても、この時期にあえて衆院を解散し師走選挙に突入しようとしている国会と行政混乱の煽りを考慮し、保身に終始しているとしか思えない。
「諸般の事情」とは、永田町発の政治の季節の事情と勘ぐってしまうのは小生だけであろうか?
約束の定数是正は反故にして、被災地を置き去りにし、税金を700億円浪費して「国民の審判」という名のもとに自己保身を図る政治家も政治家なら、末端で公務に当たる方々の保身も実に見事なもの。
そんな彼らの懐には、確実に年末の手当なるものが入るはず。
どこかおかしい(と思うのだが)。