新天地・群馬へ!ますます盛り下がる「花燃ゆ」を何とかしたい!
小生、NHK大河の隠れファン。
別に隠す必要もないが、三谷幸喜新解釈の「新撰組」やら、妻夫木好青年が主役をやった「天地人」、など熱中して見たものだ。
このNHK大河が、安中の「八重の桜」、前橋の「花燃ゆ」と続き、次は県北沼田地区がからむ真田モノとなり、群馬が関係するシリーズが続いている。
堺雅人主演の真田モノはヒット確実だろうが、どちらかというとこれは信州上田がメインのご当地だから、群馬を盛り上げようとすると、ここはひとつ「花燃ゆ」に頑張っていただくしかない!
「花燃ゆ」も41回を数え、幕末長州を舞台とした明治篇から、いよいよ新天地・群馬へ!という展開らしい。
http://zasshi.news.yahoo.co.
ところが、その「盛り下がり方」は目を覆うばかり。
高崎市民はおろか、前橋の地域活動を担う人や前橋を心から愛する人に聞いてみても、「見てません!」という答えが返ってくる。
いったいこれはどうしたことか! 視聴率はどのくらいなのだろう?
「花燃ゆ」主人公の一人・楫取素彦さんは、県庁を前橋に決めたときの県知事(県令)だそうで、そのときもどっちにするか激しい議論があったそうだ。
前橋に決まった後も、高崎市民が前橋側に陳情(抗議)のデモをかけた、などというエピソードもあるらしい。
しかし、いずれにしても、これは遠い明治のこと。
昭和世代の小生には全く実感はないのだが、群馬の県央地区の人には未だに「どっちが中心?」という偏屈なしこりが残っているらしい。
だから、両市のお役人さんが集まって、合同で政策企画会議をやろうというようなことになると、それだけでマスコミの話題となったりする。
確か2年ほど前にそんなニュースがあったが、その後この企画会議で何が話されどこまで政策が進んでいるのかは、まったく表に出てこない。
想像するに、「これまでのことは水に流して、これからは一緒にやりましょうよ」というシャンシャン手打ちはされたが、その後は互いの様子を伺っていて何の進展もない、というのが実相ではないか?
前橋には駅前から中心市街地まで、「花燃ゆ」の登り旗があちこちに翻っているが、高崎の駅に降り立つと一つもない。感心してしまうくらい、見事に一本も!
遠い昔のことなど今更持ち出すまでもなく、日曜夜8時はNHKにチャンネルを合わせましょう!
平成のグンマー住民たちよ!