少林山達磨市
何十年ぶりに少林山の達磨市に行った。
もともと「信心」のない不心得ものではあるが、今年ばかりはなんとしても行かなくては、と心に決めていた。
Linuxなどオープンソースを用いたWEBアプリケーションの受託開発事業から、新たな収益源を開拓するための勝負の年としたい、と強く考えていたからだ。
8時過ぎに家に帰り、いやがる四女を誘って家を出る。
少林山までは、ゆっくり歩いて30分くらいの距離。
防寒対策もばっちりで、顔と耳以外は寒さを感じない。
国道18号線を過ぎる頃から賑わいが始まり、歩行者天国となっている碓井川の橋をわたると参道はすぐそこ。
警察による階段規制でしばらく待たされるが、数百段の階段を登りきり「商売繁盛、家内安全」と無事おまいりをすませる。
帰りに小ぶりの達磨を買い、熱燗を2本、娘と一緒にあれこれ飲み食いするうちにすっかり気持ちがよくなってしまった。
人出は例年並とのことだが、ずいぶん前に今は亡き親父と行った時の印象と比べ、圧倒されるような人いきれや熱気に欠けるような印象を感じた。
露店は、焼きそば、お好み焼き、たこ焼きなど全体的には相変わらずの内容だったが、中には韓国風の焼肉や鍋物のような屋台もあり、ここにも韓流ブームの一端が感じられた。