羽生は勝ったけど、羽生は藤井聡太に負けました。
平昌オリンピックで、日本に第一号金メダル!
羽生君おめでとうございました。
オリンピックと言う最高レベルの国際大会。そのたった2か月前に深刻な怪我を負い、練習もままならない状況で迎えた平昌。そして見事な演技で金メダル奪取!
羽生君を見ていると、ドラえもんに出てくる「出木杉 英才(できすぎひでとし、いわゆるデキスギ君)」のことをつい思い浮かべてしまいます。
圧倒的な実力を見せつけ、ドラマチックな復活劇を演じても、インタビューなどの言動から、嫌みのない素直な優等生を感じさせまさにデキスギの若者ですね。
同じ日に、将棋の永世7冠・羽生義治は朝日杯の準決勝で藤井聡太君に敗れました。
羽生(はにゅう)は金を獲ったけど、羽生(はぶ)はまた別のデキスギ君に負けました。
元日ハムの大谷君とか体操の内村君とか白井君とか、いろいろな分野で一握りのデキスギ君が全体を引っ張っていく。最近、そんな傾向があちこちの分野で顕著になっていると思えてなりません。