般若心経、はじめて写経にチャレンジ!

20090711

最近、搬入心経に関する本を立て続けに3冊読んだ。
その中で「写経」に興味を持ったので、早速チャレンジ!
写経は何年か前から中高年の間で流行っていて、関心はあったのだが実際に筆(筆ペン!)をもって半紙に向かうのははじめて。

百均で買い込んだ写経セットと筆ペンを使い、少しばかり机の上をきれいにして、一応手と顔を洗って…。

毛筆を使うのは何年ぶりになるのだろう?
冠婚葬祭の署名も、常にサインペンで簡単に済ませてきた。

さすがに最初の1行書くのにけっこうな時間が掛かり、しばらくすると手が硬直したように疲れてきてしまう。
2~3行書いてはタバコに火をつけ一休みしながら、何とか1枚書き終わるまで2時間は掛かってしまった。
はじめは興味津々に見ていた娘もすぐ飽きてしまい、後は自分だけの時間となる。
般若心経の意味を確認しながら、どうにかこうにか1枚目を書き上げる。

確かにしばらく集中していると頭の中が空っぽになったような気分になり、「なるほどこれが無念無想の境地なのか」とすぐ悟ったような気持ちになる。
半紙にお手本が薄く書いてあるので、全体を眺めると「われながら結構うまいじゃん!」といったところだが、一字一字を良く見てみると結構拙いものがある。

そんなわけで、次の日もまた半紙に向かう。
今度は少し手早く書けたような気がする。全体のバランスもいい。

自己満足しながら、「やっぱり筆ペンじゃ…」とか「手本をなぞるのはできたから、次は少し字を崩して個性を出してみよう。序破急の破だ!」など、勝手に次のことを楽天的に思う自分なのでした。

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