昨今の事件、インターネットのことなど。
ここ何日かで、気になる事件が2つほどあった。
一つは牛丼屋店長によるクレーマー顧客殺人事件。もう一つは、おそらく放火ではないかと思われる安売り流通店舗の火事。
牛丼弁当が「傾いていた」くらいで何十回もクレームをつける神経も分からないが、「このままだと業務に支障が出る」と人を殺してしまう行動も理解に苦しむ。
仕事や会社への過度の忠誠心が悲劇の根底にある、としたら何だか悲しい思いがする。
もっと他に解決の方策はなかったのだろうか?
安売り店舗への放火も、おそらく何らかの「うらみ」が原因かと想像される。
こちらも放火という行為の前に、やるべきことはたくさんあるように思う。
昨今やたらと「粘着質」で「短絡的」な人間が増えていると思うのは、小生だけだろうか?
休題
Yahooオクしかり、楽天しかり、ネットサービスのインフラは中央の大資本が圧倒的な勝ち組となっている。
「情報格差是正」「地方の復権」につながると期待されていたインターネットは、どこへ行ってしまったのだろうか?
もちろん地方企業の中でも、ネットを活用してめざましい発展を遂げている企業は多い。
しかし、インフラストラクチャーにおいては、やはり中央系企業の独占状態である。
地方で特色あるネットサービスのインフラが生まれ、それらが連携して中央勢と対峙できるような仕組を作りたいものだが…。
ネットオークションとウェブログの連携あたりに、そのブレークスルーがあるのかもしれない。