高円寺に外山恒一はいなかった!
昨日、仕事で高円寺に行きました。
遠く過ぎ去りし浪人時代の1年を、この町のぼろ下宿(3畳一間の神田川の世界、彼女はいなかったけど!)で過ごしたな!、などと少しばかり感傷的な気持ちで町を歩いてみました。
不思議なことに、日々変化しているはずの大都会の一角でも、この町は30年前とほとんど変わっていない様子でした。
北口の商店街もそのまま、寺子屋指導とかが売りの受験予備校もそのまま、夜中に買い物をしたOKストアなるスーパーもそのままでした。
毎晩横目で眺めて通り過ぎていくだけのなまめかしいキャバレーの類も、当時のその場所にありました。
そういえば最近話題の外山恒一なるスキンヘッドのおっちょこちょいも、確か高円寺の噴水前あたりで演説してるはずと思い、その手の集団を探してみましたが、あいにく会うことはできませんでした。
「有権者諸君! この国は最悪である!」ではじまるあの演説は、アドリブのインテリジェンスはないけど結構面白いので、また参議院選挙で楽しみにしています。
できれば群馬知事選に出てもらいたい、応援します。
都知事選でも結構票が入ったとかで、外山さんはこの国の「今」の空気を少し表しているとは思います。
ヒットラーほど創造的ではない、ただのおっちょこちょいだとは思うけど。