電車でトコトコ栃木の小山まで…

車の予定だった小山行きが、急遽ローカル線に変更。
高崎から両毛線でのんびり小山まで行って帰ってきました。

もちろん上越新幹線で大宮に南下し、東北新幹線を使い小山まで北上する手はあるのですが、乗換えその他であまり時間のショートカットにはなりません。
駅にはどうせ車が迎えに来てくれるんだし、ここはひとつ秋晴れの中をローカル線の旅と洒落込もうかと11時過ぎの電車に乗り込みました。

昨夜から読み始めた面白い本を持っていたので、ゆっくり2時間(往復で4時間近く)読書をしましたが、ローカル線に2時間も乗っていると、各地各地で乗り込んでくる女子高生の制服や話し言葉を聞いているだけで、何となく土地柄に触れたような気がします。

帰りの車内から暮れかかる赤城山をぼんやり見ていると、不思議な光がジグザグ!
「何だこりゃ、UFOか!」と内心興奮しましたが、何のことは無い、ともり始めた街のネオンが、窓に乱反射してそんな風に見えただけで少しがっかり。
読書にも飽きて、目をつぶりボックス席の隣にすわった定年間近と思しきオジサン2人の、パチンコ、競馬、競艇のギャンブル薀蓄話に耳を澄ませるのでした。

昼間はまだ夏のような暑さでしたが、夕方になるとさすがに彼岸過ぎの秋の気配。
冷たい窓に頭をつけて寝入っていると、少し頭上がひんやり感じるのは、秋のせいばかりではなく、小生の頭が薄くなったせいだとしみじみ思う秋の夕暮れでした。

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