仕事で日本一の高齢化地域・南牧村に行ってきました。
毎年恒例の商工会の経営支援相談で、南牧村に行ってきました。
この村とは何かと仕事の縁があり、CATVネットワークのインターネットサーバーの運用サポートや、商工会に呼ばれ年に数回行くことになっています。
お隣の上野村(あの御巣鷹山で有名な!)がダムの不動産料で東京電力からかなりの予算が落ちるのと比べ、これといってさしたる産業もなく観光的的にもマイナーな貧乏自治体です。
しかし、なんとなくのんびりしていて個人的には気に入っている地域です。
半年ほど前、防災情報システムの話があったとき、もし大きな仕事になれば村内に古民家でも借りて単身の職住接近で仕事をしようかと半ば本気で思ったものです。
結局国からの補助金獲得にいたらず、古民家の話もなくなりましたが。
今日の仕事は明治時代から続いている地元の味噌、醤油製造販売会社の経営相談でした。
仕事は順調に終わり、帰りがけに下仁田ネギと商品の味噌をいただいてきました。
後部座席にネギをおいておくと、車いっぱいにネギの強烈な香りが漂い、ラリッたような不思議な感覚になります。
家に帰り、早速ぶつ切りにしてストーブでこんがり焼いていただきました。
おいしいネギは火を通すだけで甘くなり、いい肴になりますね。
群馬は小麦がたくさん取れるので、昔から麦味噌(原料はもちろん大豆だが麦こうじで発酵させる)が主流だったそうです。
信州味噌で名高いお隣の長野は米味噌だそうで、麦味噌は九州や四国などに多いそうです。
味噌の製造過程や赤味噌と白味噌に違いなども教えてもらい、普段気にすることもなく調味料として使っている味噌にも、いろいろな物語があるのだなと改めて思いました。