二度上峠から北軽へ、18号で無事生還しました。
朝から室田・三の倉・倉渕を抜け二度上峠を越えて北軽の仕事に行きました。
川浦地区を過ぎ峠の山道に入ったところの橋の上で、何と野生のサルの群れと遭遇。
一匹のサルは橋の欄干に腰掛け、顔だけこちらを向いていました。
結構絵になっていたので早速デジカメを取り出そうとカバンを探っているうちに、サルたちは山の中に逃げていってしまいました。
残念でした。
峠もピークを過ぎ、高崎倉渕から長野原の境の眺望が開けた場所から、真っ白な浅間山が正面に見えました。
時間は朝の9時半ころだったのですが、横浜ナンバーの老夫婦が本格的なカメラでさかんに浅間の写真をとっていたので、小生も撮影。
老夫婦とひと時四方山話をして分かれました。
おじいさんは結構このあたりの道に詳しいらしく、この先2箇所、雪が圧雪になっていて危険な場所があるから気をつけろ、といってくれました。
自分の車はノーマルタイヤだといったらびっくりしたらしく、「いや~、立派!立派!」と不思議なほめ方をしてくれました。
本意は「命知らずの馬鹿者メ!」というところでしょうか?
ピークを過ぎ下りに差し掛かると、おじいさんの話のとおり、ところどころに危険地帯がありましたが、時間に余裕があったのでノロノロ運転で事なきを得ました。
仕事は中小建設業の経営相談でした。
業種は違っても、中小企業はどこもおなじようなことを悩んでいるんだな、と相談に乗りながら胸に手を当てて自分の会社のことを考えている、そんな時間でした。
その後、同行してくださった長野原商工会の経営指導員さんと食事をし、北軽井沢の現状などいろいろを情報交換しました。
地元の名物に「高原花豆」があるというので無理を言って農園に案内してもらい、お土産に花豆の缶詰をいただきました。
農園主のかたはとても話し好きな方で、選挙のこと、地元経済のこと、県の施策のことから果てには日本国の若者教育のことなど、いろいろなことを熱く語ってくれました。
結局高崎には3時過ぎの戻りになりましたが、暖冬で雪が少ないといっても雪の降る地域の冬の生活は大変なんだろうな、と痛感しました。
また地方は、結局のところ観光と土建業で食べていくしかないのかな、などとも思いました。
花豆のことは改めて書きます!