栃木県佐野市、田村耕一、オバンツアー


仕事で栃木県の佐野市に行ってきました。
仕事の後飲む予感があったので、車でなく両毛線でトコトコ、高崎から一時間半くらいです。
待ち合わせ時間があったので駅前通を市役所方面に探索。
佐野ラーメンのお店が2件ほど、飲み屋がちらほら、あとはこれといった見所もないささやかな町でした。
市役所を過ぎた次の交差点で、「人間国宝・田村耕一展」なるものをやっていたので、「田村耕一?、『海辺のカフカ』の少年の父親?」などと思いふらっと入ってみました。←カフカ君のお父さんは浩一でしたが。
徳利やぐい飲みなどの陶芸が100点ほど展示されていたのでしばらく観覧。
展示だけで販売はしていませんでしたが、小生にとってぐい飲みは芸術というより実用品なので、手のひらへの収まり具合を確かめてみたかったのですが、それは不可能です。
草木や花などを表面に描いた素朴な器がほとんどでした。
草文、花文(そうもん、かもん?)というのでしょうか、展示品の中で一番心に残ったぐい飲みに清冽な「無鑑査・一の蔵」が揺れ踊っているところを頭の中で想像し少しばかり豊かな気持ちになりました。
仕事の打ち合わせは2時間ほど。
「それじゃ~小山にでも行って一杯やりますか」とのことで、駅南口の一杯飲み屋2件、最後はカラオケスナックで〆ました。
同伴者いわく、「小山オバンツアー」とのことで、3件とも地元にしっかり根を下ろした熟々女があたたかく迎えてくれました。
高崎に帰る最終電車が9:33なので、最後は大急ぎで駅へ。
高崎に着いたのは11時過ぎですが、なんとなく小腹がすいたので駅間への「ヤマちゃん」でラーメンを一杯。
しかしこれは大失敗でした。
昔なら飲んだ後ラーメンを食べても全然平気だったのですが、ヤマちゃんの匠ラーメン、魚だしがたっぷり大変おいしいのですが、食べ終わった後急激に酔いが回りムカムカしてきます。
このままタクシーの人になると、もしかして大迷惑をかけてしまうかも?というくらい気分が悪いので、駅前のベンチで小一時間休憩。
それほど寒い夜ではなかったのですが、ベンチに座りじっとしていると段々からだが冷えてきます。
そろそろタクシーに乗っても大丈夫かな?というタイミングを見計らって返ってきました。
もう若くない! これからは気をつけよっと!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です