アイのこと、一体どうしてくれるんだ!
夕方、顧客と打合せのため入ったガスト。
待ち合わせの相手が来るまで少し時間があり、しばしの読書タイムとなった。
ところが…。
小生着席のあと少し遅れて隣に座った男女。
ややいかつい感じの中年男と20歳くらいの女の人でした。
親子とも見えなかったので、「はは~、お金にモノを言わせて、ヤダね中年は」などと思っていたのですが。
しばらくすると、もう一人若い男が登場。
すると少し話し声が大きくなり、読書どころではなくなってしまいました。
仕方なく本を閉じ、耳をダンボにしていると…。
「アイのことどうしてくれるんだ!」とか「中絶」とか「慰謝料」などの言葉が聞こえてきます。
いろいろ想像するに、この中年男は20歳くらいの女性(つまりアイちゃん)の実の叔父さんで、前にすわりいろいろ説教されているのは、どうもこのアイちゃんと遊び半分につきあって妊娠させてしまった青年のようです。
青年は中年氏の説教に対し、いろいろと理屈の通らないことをあれこれ話してました。
机をたたいてゲキコウするとか、「落とし前」とかの台詞は最後まで出てこなかったので、この中年氏も結局はいたって普通の方のようでした。
ジロジロ見るわけには行かないのですが、小生も含め回りのお客やガストの店員さんも、皆興味津々の様子でした。
人生にはいろいろなことがあるものですね。