かなり遅れて初詣&お久のブック汚腐。
今年の1月はとても忙しくて、初詣にも行けませんでした。
月が替わって2月になってしまったら「初詣」でもないだろう!と思い、1月最終日の31日に遅ればせながら初詣へ。
安中市内に「羊神社」なるものがあると聞いていたので探してみようかと思いましたが、無難なところで貫先神社へ。さすが上州の一宮で、この時期にも結構お客さんが来ていました。
宝くじがよく当たるといわれる近くの酒屋さんはなぜかお休みでした。
石段では地元の中学陸上部がダッシュの訓練をしていて、「放課後の校庭を走る君がいた、遠くで僕は…」などという懐かしいフォークの一節が思い出されたりして。
帰りに、普段は行かない遠くのブック汚腐に寄ってみました。
書籍としての価値判断なしに二束三文で買いたたき、ひとまず半額で並べてみて数か月動かなければ「腐ったリンゴ」と称して100円コーナーに移動する。誰でもできるこの運営方法がブック汚腐の流儀なので、100円以外の古本を買うとまんまと店の戦術にはまる、こう固く信じている小生は、ブック汚腐ではよほど欲しいものがない限り100円コーナー以外にはいきません。
この日も100円コーナー主体にかなり時間をかけて掘り出し物を物色し、結局以下5点を買い込んできました(これ以上の冊数を買い物籠に入れて長時間ウロウロしていると、いわゆる「セドリ氏」と思われそうです)。
「1」「2」は、原作に何回もチャレンジして、中途半端に終わっている古典。
さっそく「1」を読んでみましたが、けっこうおもしろく読めました。これならまんがで十分、などと思いました。
「3」は、対談なら平易に両氏の言説のアウトラインをつかめると思い、とりあえずこれをきっかけにもう一度「チベットのモーツアルト」あたりに取り組んでみようと思い…。
「4」は最近「朝まで生TV」などでシニカルな意地悪ウサギぶりを披露してくれないあの西部さんの本。まだご存命なの?など不謹慎なことを思いながら。
「5」は前から読みたかった本で、有名進学高校の先生が現国の教科書として使っているという日本語文体の模範的な作品とのこと。
どの本も、しばらく睡眠薬代わりなりそうです。