サーバというコンピュータ
が世に中にはあります。
インターネットでホームページを見たり、メールを送ったりするときに、ユーザはほとんど意識しませんが、必ずお世話になっているコンピュータです。
いわば、ネット社会を支える「陰の立役者」といったところです。
「陰の立役者」なので、普段正常に動いているときは、その維持管理を仕事でやっている人意外に誰もその存在を気にも留めません。
しかし、いったん不調になると、「陰の立役者」の日常の功労を皆忘れてしまい、その不調を糾弾して管理者に「即復旧」を要求します。
クライアント(主人)に対し、サーバ(奴隷)はあくまでも奴隷なのです。
管理者の努力ですぐ復旧するような故障なら話はややこしくないのですが、10回に1回くらい簡単な「再起動」だけではそのまま復旧しないことがあります。
小生はサーバ管理を行うエンジニアではないのですが、会社としてそのサーバにお客様のホームページ・コンテンツやメールのアカウントを預かる仕事をしています。
今日はそのサーバが夕方の5時過ぎから不調で、メールの送受信が出来なかったり、データベースへの接続エラー状態が続いています。
こんなときに真っ先に願うことは、どのお客様からも指摘がないうちに、(ひっそりと)問題対応が終わることです。
しかし、たいていの場合一番口うるさい(失礼!一番熱心な!)なお客様が不調を見つけ、連絡をしてきます。
「陰の立役者」の日常の貢献をねぎらい、たまの休みには微笑みながらじっと見守ってくれるような心の広い人でありたいものです(笑)!
それじゃ~ただの問題回避じゃね~か!プロとしての自覚がない!などと、言われても反論する余地はないのですが、「陰の立役者」が正当に評価される世の中であってほしい、としみじみ感じるのです。