再び「サービス」を考える。ネットとの相性、ジャンルなど。
昨日に引き続き、「サービスとネット」について考えている。
サービス経済化が進んでいる今では、従事者の人口でしばらく前に、第三次産業>第二次産業となっている。
身の周りも、いわゆる「サービス業」の従事者ばかり。
製造業でも、間接部門やホワイトカラーは「サービス」の仕事をしている、といってもいい。
ありふれている「サービス」という仕事なのだが、ネット取引においては今ひとつ核心をとらえた仕組がない。
たとえば「楽天ビジネス」はショッピングモールと比べ苦戦中のようだし、GMOグループの「ご商談ドットコム」も今ひとつパッとしない。
システム開発の分野でも、「レイヤー8」という案件取引の仲介サイトがかつて存在した。
弊社も心そそられる案件に応募し、何回か見積を出したことはあるが一度も受注したことはない。
結果を調べてみると、ネットで公募された案件でもほとんどの場合、顧客の近場にある企業が受注していた。
「サービスは遠隔取引のネットになじまない!?」「サービスはフェイストゥフェイスでこそ成り立つ!?」
なら思い切り地域限定でやったらどうか?
地域限定と高齢者活用というコンセプトで、役所でもそこそこうまくやっている実例があるではないか!(いわゆるシルバー人材活用事業)
要するに、身近な範囲なら「サービス」も立派なネット取引の商材になるはずとの確信はあるのだが、それをどのように活性化させていくかが問題のようだ。
モノの取引は、「安く買いたい」「高く売りたい」という衝動が、オークションの場で出会って活気があるではないか。
…等と考えながら、さしあたり「サービス」をどんなジャンルで表現したらいいのか?、と作ってみたのが下の表。
しかし、今ひとつインパクトや魅力に欠ける。
どうも「自分はこんなことができるぞ」と進んで登録してくれる人や、「どんなサービスがあるのか面白そうだ」とサイトを積極的に使ってくれる人がたくさんいることを想像できない。
そこで「ネットのことはネットに聞け」ということで、これから先は数少ないこのブログの読者に投げてみようと思った次第。
「こんな仕事が抜けてるぞ」とか、「名前はもっとチャーミングにこうしたら」などのご意見とご批判を待ってます。