「アイ・カフェ」という商売
以前から気になってはいたが、「アイw」カフェ」という店に行ってみた。
初めてなので、会員登録用紙を書き身分証明書を提示して会員カードを発行してもらう。
店内には、ネットが出来るパソコンコーナーから、テレビやDVDが見られるシアターコーナー、マッサージチェア、カップルで使うペアコーナーなど至れり尽くせりの設備がある。
加えて、フリードリンクは何十種類も常備、うまくはないがランチメニューもありコミック読み放題とくれば、2~3時間という時間はあっという間につぶせる。
これで基本的なチャージは、時間当たり400円ほどで、ランチパック、3時間パック、6時間パックなどのメニューがあり、料理を何も注文しなければ6時間いても1,500円であがる。
コミック好きには格好のお店だし、価格破壊が進む現在でも<驚異的に安い>サービスといえるのではないかと感心してしまった。
平日の昼飯時ではあったが、お客は老人から、学生風、主婦らしき人、肉体労働者風のお兄さんなど結構込み合っているのは当然のことだろう。
気になったのは、この商売でどのくらい利益が残るの?ということ。
もちろんユーザとしては、経営や利益などを気にせずに安いサービスを堪能すればいいわけだが、仕事柄つい心配になってしまう。
アイw」カフェの母体は、古本市場というチェーンを経営するテイツーという会社のようだが、BookOffと比較して群馬県には店舗がないらしくほとんど馴染みがない。
店員の元気はいいが品揃えが今一で、価値の乏しい本は100円でも買いたい本は実は高いというBookOffへの競争勢力として、古本市場にも期待してみたい。