【FAAVO群馬】スタート、3日目の中間総括(ただの感想に近いかも)!
すでにご存じの方もいるかと思いますが、弊社が事務局となって【FAAVO群馬】がスタートしました。
誕生日が9月17日ですから、つい2日前のことです。
つまり、このバースディを含んでもまだたった3日しかたっていないので「中間総括」といっても早すぎるのですが、ひとまず1つのプロジェクトが無事スタートしています。
スタートしたプロジェクトは、障がい者や高齢者など社会的に弱者とされる方の目線から見て、本当に必要とされるバリアフリー情報を掲載したWebサイトを創ろうというものです。
うちのお店にはスロープがありますとか、障がい者用のトイレがありますとか、いわゆるバリアフリーを謳う施設は多いと思いますが、果たしてそうした設備が使う人の立場で本当に使いやすく作られているのか?、実際に有効に活用され障がい者や高齢者が施設を利用するときの頼れる存在になっているのか、何か困ってしまった時に誰かがサポートしてくれる体制になっているのか?、など障がい者や高齢者が本当に必要としている情報は意外に乏しい、というのが現実なのかもしれません。
プロジェクトのホームページの中に象徴的な写真がありました。
健常者にとってはなんということもない階段やステップも、それをまさにエベレストのように感じる人がいることを、私たちは常に考えていかなくてはならないと思います。
また、高さ100センチの車椅子の人から見た目線は、170センチから見た世界とどんなに違うものなのでしょうか?
プロジェクトでは特殊な撮影機材を使って写した車いす目線の動画や写真を掲載していくとのことです。
【FAAVO群馬】の第一号プロジェクトが、成功することを切に願っています。
小生も、ささやかながらの応援をするつもりです。
閑話休題
鳴り物入りでスタートした感のある「地方創生本部」の戦略的ターゲットは、「まち ひと しごと」の創生だそうです。
人を呼び戻し、仕事を創出することで、街中(中心市街地)を再生させていこうということでしょうが、鶏と卵の関係を国がどう考えているのかは判然としません。
またこのスローガン、言われてみれば至極当たり前の話なので、何も言ってないことに近いと感じるのは小生だけでしょうか?
いずれにしてもスローガンはともかく、この戦略を受け各省庁や自治体がいかに実効性のある具体策を立案するかが問われているといえそうです。
そうした中で、国交省が打ち出している施策の一つに、「市民によるまち・地域への投資促進」という項目があり、資料の中のポンチ絵に「クラウドファンディング」が位置づけられています(FAAVOと書かれているわけではありません)。
資料によると資金の用途は「空き店舗、空きビル」の活用と書かれ、概算要求3億円とあります。
【FAAVO群馬】の当事者としては大変気になるところですし、今日もサヤモールとかいう地元の商店街を昼飯時に歩いてみて、「これ何とかならないの!」という感を強く抱きました。
国の方針を受け、群馬県や高崎市などがどのような知恵を出してくるのか、しばらく大きな関心をもって眺めてみたいと思います。
もちろん必要な時は、【FAAVO群馬】もお手伝いします!