お久のブログ、地元の某地方銀行にて。

お久のブログ。最近はFacebookの「今どんな気持ち?」というのに投稿することが多く、よほどのことがない限りブログは書かなくなってしましました。

ということは、「よほどのこと」があった!?

感じ方は人それぞれなので、「よほどのこと」の基準はいろいろかと思いますが、本日地元のとある金融機関で「よほどのこと」に遭遇しました。

「勘忍袋」といものが自分の体の一体どこにあるのか知りませんが、ニヤリープツン!

今日は給料日であるのと、いくつかの支払いがあったので、10時すぎに田舎最大手の銀行へ。

何件か振込をしてたら、突然「1日の振込限度額を越えました」という紙切れがATMからピロローン。
「何じゃこりゃ!」と思い窓口の人に聞いてみると、一般のキャッシュカードでは1日200万円が振込の限界なんだという。

「なるほど、それじゃ仕方ない、どうしたらいいですか?」ど聞いてみると、「カードを生体認証方式に変えていただければ限度額が上がります」とのこと。

生体認証は仕事でも少し関係してるし、田舎のポンコツ銀行はどんな方式なのか興味もあったので、「それじゃこの際!」と申し込んでみたのが間違いの元でした。

生体認証の受付など、田舎銀行ではめったにない業務なのかもしれません?

女子行員が何人か集まってひそひそ。
しばらくして認証登録のためにパソコンを用意。
そのパソコンを前に何人かの女子行員さんがマニュアルを見たり、どこかに電話している様子。
こういう場合は、窓口の後ろにいる少し偉そうなオジサン行員は頼りにならないらしく、行員さんは女子だけが集まり話をしている。

やがて意を決したように一人の女子行員が小生を呼び出す。
「初めてやる仕事だけどマニュアル通りにやれば大丈夫。私頑張るワ!」という感じでした。
呼び出しがかかるまで、およそ15分。

この銀行の生体認証は手のひら方式のようで、右手、左手を3回づつスキャナーに読ませていきます。
うまく登録できているのかどうか、こちら側には不明で、何の手ごたえもなく「ハイ右手!」「もう一度!」、「次は左手!」と、行員さんの言うままに手をかざしていきます。
手相の悪い人は時間がかかるのか、何回かやり直しここでも10分ほど経過。
「これで手続きは終わりですから、今しばらくお待ちください」といわれソファーに腰掛け、さらに20分。

やっとのことでカード発行が終わり、「ハイ! これで限度額が上がりましたお客さん」などと言われ、「一応申し述べておきますが、この生体認証カードは普通のATMでは使えません。認証装置があるATMだけとなります」とリストとを見せられたので確認してみると、全店舗の3割くらいが非対応のATMらしい」。

ここまでは「まあいいか、セキュリティが高くなったんだし」と一応納得。
加えて「さらに一応申し述べておきますが、コンビニでも使えません」などと言われると、確かにコンビニATMには生体認証装置などないのだし仕方ないかと思う反面、「聞いてないよ!」というダチョウ的な思いも頭をよぎる。

とりあえず限度額は上がったはずなので、店のATMで振り込み作業を再開。

しかし何と!またしても「1日の振込限度額を…」という紙切れが出てくるではないか!?

皮一枚残した堪忍袋の緒を抑えながら再び窓口へ!

女子数人が再びカウンターの向こうで右往左往している。
オジサン行員は、そしらぬ表情で見て見ぬふり!

結論的に言うと「カードの生体認証化」は、そのまま「振込限度額の拡大」ではなかったのだ!
ここまでくると「ポンコツ」という評価が「おんぼろ」までグッと低下する。

したがって、生体認証の申し込みに費やした時間と労力は「限度額のアップ」という目的とまったく整合していなかったことが判明!

みたび窓口で、「現在の限度額の廃止書類」と「限度額の拡大依頼の書類」を書かされ待つこと10分。

ようやく本来の目的をすませ件のお店を出るころには、12時半を回っていた。

昔の小生ならとっくにプッツンしてたはずですが、最近は大人になったので、現場で声を出さない代わりにブログにしっかり顛末を書かせていただきました。

女子行員さんは平謝りで、帰りにこんなグッズをくれました。

ぐんまちゃんに免じて水に流そうかの(笑)

ぐんまちゃんに免じて水に流そうかの(笑)

ぐんまちゃんの可愛いポケットティッシュは嬉しいけど、貴行のバカ高い振込手数料一回分で、ティッシュやラップはいくつ買えるんですかね、などという皮肉をぐっとこらえブログを書きました。


実はこのブログ、待ち時間にお店の中でスマホに書いたメモに味付けしたものです。
Time is Moneyといいますが、さすがに銀行での長逗留は無駄なMoneyですよね!

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