コワーキングスペースなどをやっていると、とても楽しい出会いが…。
コワーキングスペースという業態が発生してからどのくらい経つのだろうか?
弊社(株式会社フェアマインド)も昨年の7月から事務所の一角をフリースペース化し、「Somethin’ Else」などという名前でコワーキングスペースをやっています。
もともとこの業態、ノマドワーカーなる人種の分布からいって、首都圏で言えば大宮あたりまでしかペイしない商売だと思っていましたが、「Somethin’ Elseも案の定…やっぱり高崎では…」という経過をたどっています(笑)。
それでもこんな空間を運営していると、時たま面白い人や話題が舞い込むものです。
そこで本日のブログは、6月4日水曜日・本日の2人のお客様のことを書きます。
まず、1人目は午前中に訪問してくれた山本雄司さん。
近年高崎に合併された箕郷という地区を拠点に、「音と空間の総合演出 想いを形にするために頑張るみなさまを応援します!」をモットーに合同会社Sound Lighting Videoという会社をやられています。
企業、自治体、学校、結婚式場などを顧客に、音と光と映像技術で空間をプロデュースする仕事をされています。いわゆる、人に感動をあたえ記憶に残る時間を創る仕事をされています。
ここのところのデフレ経済の中で、企業の周年イベントや自治体主催の催しは数が減少し規模も縮小しているようですが、結婚式場などの冠婚イベント、とりわけ結婚披露宴は堅調とのこと。
中でも高崎は式場ビジネスの激戦地(山本さんによると全国一の激戦地)とのことで、各式場が工夫を凝らして場の演出に腐心しているようです。
しかしながら披露宴もバブル時代のように予算は潤沢ではなく、「限られた少ない予算の中で何とかやって!」というお願い案件が増えているようで、そんな時も「今まで諦めていたことを可能にするお手伝いをさせてください」というスタンスの山本さんは、地元のホールにとってとても頼れる存在のようです。
そんな山本さんが関わってるNPOグループがこの秋に高崎の中心市街地で子育て支援のフリースペースをスタートするとのことで、最近はやりのクラウド・ファンディングで資金調達できるかどうか?という意見交換も行いました、。
実は弊社では現在、やはり関係のあるNPO法人と協力して、地域のスタートアッププロジェクトを支援する「Faavo群馬」をやってみようかと企てていることもあり、いっそのこと「Faavo群馬」を連携して一緒にやりませんか!、というムードで話が盛り上がりました。
結局、山本さんと小生に、それぞれが関係する2つのNPO法人のキーマン2人を加え、近々作戦会議をしましょう、というところまで話は発展していきました。
つづいて、2人目は夕方4時ころから利用していただいた下仁田町の茂木さん。
髭と長髪の風貌から想像できない税理士、社会保険事務所を下仁田町でやられています。
いわゆるサムライ士業の立派な先生なのでした。
茂木さんとは、下仁田町の企業や女性(例の得意ネタ、下仁田の女性はコンニャクを常食しているので美しいという個人的な妄想)のことなどをしばし情報交換。
その中で茂木さんが関わっている「バイブレーションテーブル」というファミリー音楽イベントの話題が出ました。
「バイブレーションテーブル」は、毎年9月頃に下仁田のほたる山公園というところで行われ、昨年は2500人ほどお客さんが集まったとのこと。
町の人口が約5千人なので、この1日のために人口の半分が外からやってくるイベントに育ったようで、駐車場の確保など新たな難しい問題が持ち上がりつつあるようです。
今年は9月13日の開催することが決まっているようで、渓流禁漁期突入(9/16~)間近の最後の神流川釣行とからめて足を運んでみようかと思いました。
茂木さんにも「Faavo群馬をぜひ使っていただき、資金調達とイベントのPRをしましょう!」と宣伝をしておきました。
ということで、今日はまったく外出せずに終日事務所にいましたが、外からやってきた人がいい話題を持ってきてくれた一日でした。