コンテンツマネジメントシステム(CMS)
遅ればせながらコンテンツマネジメントシステムXOOPS(ズープス)を1日いじってみた。
名前と何に使えるソフトかということは前から知っていたが、じっくり操作してみたのは初めてのこと。
サイトのテーマが決まっていて、XOOPS基本機能の範囲だけでよければ、1週間もあればポータルサイトが作れるように感じた。
しかし、最初のハードルは低くても、デザインやレイアウトの見栄えを改良したり、ショッピングカート機能と連動させようとすると、それなりにいろんな知識が必要になってくる。
見栄えの改良ではCSS(スタイルシート)の知識が、カートなどの連携機能を実現するならPHP、Perlなどプログラミングのスキルが不可欠になりそうだ。
とたんに小生には、暗黒の世界に入ってしまう。
やはりCSSやPHPの基本くらいできないと駄目かと思っていたら、面白いサイトを見つけた。
「wikiやxoopsが微妙に流行らない理由」というページがそれで、何人かがそれぞれの立場で発言している。
「微妙に流行らない…」という表現が面白くつい読んでしまったが、これはおそらく爆発的に流行っているブログと比べてということなのだろう。
ブログは「日記」という具体的にイメージできる使い方があったからパソコン初心者まで爆発的に普及したが、Wikiは「情報やナレッジの共有」、XOOPSは「コミュニティサイトの構築」のツールということで、ビジネスとしてそれらに関わる必要のあるユーザ以外の一般の人にとっては、とらえどころの無い漠然としたイメージ(→なんとなく難しそうなイメージ)を与えてしまうのだろう。
ブログもWikiもXOOPSも、広い意味でコンテンツマネジメントシステム(CMS)の一つだが、ブログをCMSと意識しながら書いている人は少ない。
水や空気のようなツールになりつつある、といったところだろう。
それにしてもXOOPSは高機能で、想像していたより使いやすい印象を持った。
もしかしたら近々ポータルチックなサイトが公開できるかもしれない。