ソフトバンク電波改善・ホームアンテナ騒動記
昨年の夏までは、通話はdocomo、ネットはiPhoneと使い分けてました。
通信経費節減のためすべてをiPhoneにしてから半年になります。
CMや同社のホームページ上の記載とは裏腹に、「ソフトバンクはつながりにくい」というのが定評のようです。
「そりゃー渓流釣りで山奥に行った時くらいのもんだろう」「別に仕事でそんな僻地に行くこともないし」と甘く考えていたのは事実です。
しかし…。
高崎市内の住宅地でも電波状況が実に悪い!
観音山の奥とか、最近高崎に組み込まれた旧郡部ならいざ知らず、何千人と住人のいる住宅地区のど真ん中でも、発信して相手の声は聞こえてもこちらの声はなかなかどどいていない様子、仕事の通話で5分も話を続けていると、突然おかしな雑音が入りプツン。
これじゃ仕事にならない!
仕方なく、無料で設置できるホームアンテナを申込み、設置してみたのですが。
設置は、光回線などのブロードバンドの終端装置に機械をLAN接続し電源投入で完了。
しかし、これだけでは終わりません。
PPPOEの設定やフレッツナンバーの通知設定など、これをやらなくては無意味、という重要な手続きがまだあります。
とりわけ後者の「フレッツナンバー通知設定」は実にめんどくさい。
ソフトバンク電話サポートは「NTTさんに聞いてください」だし、マニュアルには基本的なことしか書いていない。
NTTに電話すると、あちこちたらい回しされ悪戦苦闘。
自分でやらずにNTTに依頼すると、それだけで2千円もとるそうです。
あちこち電話し、ネットで調べ、やっとのことでおととい全ての手続きが完了し、さてこれで「電波改善!」と思っていたのでしたが…。
相変わらず我がiPhoneの通話はこれまで通りの状況。
あわててソフトバンクのサポートに、機器の接続、設定などすべてを確認してもらい、最後に「※2610」に電話して確認すると「ホームアンテナ経由でサービスしています」との自動アナウンスがあったので、ホームアンテナは生きていた。
しかしホームアンテナを設置している実家から15メートルほど離れた仕事場で確認すると、「通常の基地局経由でサービスしています!!!」とのこと。
「なんじゃこりゃー」とサポートに確かめると、ホームアンテナの範囲は「遮蔽物にもよりますが10メートル程度です!」とシャーシャーとのたまうではないか!
ホームアンテナの近くで話さないと通話できない!、これで携帯電話といえるのだろうか!!!
孫御大は、「電波が悪いのは政治が悪いから」などと言っているようですが、ホームアンテナなんて気休めではなく、根本的な解決を望むのは小生だけではあるまい。
最近、CMの白い犬があまり好きではなくなりつつある。