メリーホプキン・悲しき天使。高崎のスケートセンターのことなど。
何を書こうとしているのか?最終的な結論は何か?決まらないまま、ひとまず書き始めている。
個人のブログなんだから、許されることだろうと思う。
テーマとしては「遠い記憶」とか、未だに頭の中に染みついたように残っている「クオリア」のこととか、そんなところだろう。
その昔、高崎に「スケートセンター」という場所があった。
まん中に初心者向けのフリースペースがあり、周囲に周回コースがある丸屋根のアイススケート場だ。確か、高前バイパスの北側、住所で言えば小八木とかにあったんだと思う。
当時、こういう場所に学生は出入りするもんじゃないと言われていて、ましてや小学生などもってのほか、という空気はあったのだが少しばかり早熟な悪がきだった小生は、親にねだって買ってもらったハーフの靴を持ってちょくちょく出没していた。
昭和で言えば40年から45年くらいのことだろう。
小学生の4年から中学にかけてのことだ。
そのスケートセンターで流れていたメリーホプキンの「悲しき天使」という歌が、未だに頭の中で鳴っていて忘れることは無い。
歌詞の意味も全く分からなかったが、今でも「悲しき天使」、スケートセンター、そして圧倒的に滑りの上手かった級友のS君、好きだったのかもしれない女の子…などの映像イメージは、今でも頭の中に確実に残っている。
「記憶」というより、「クオリアとして脳に染みついてしまった何か」というしかない代物なのだ。
死の直前にあるとされるフラッシュバックには必ず出てくるのだろう。