仕事で太田の新田町に…

…行って来ました。

商工会を訪ね経営指導員さんとしばし雑談。

毎年5月8日には新田義貞の挙兵を祈念して「鏑矢祭」というのがあるとか、徳川発祥の地とされる世良田
の東照宮のこととか、埋蔵金を運んだとされる例幣士街道のこととか、しばし太田や新田町のことで話は盛り上がりました。

今は富士重工、三洋電機を頂点とする地元製造業が極端な不景気で、繁華街の太田駅南口もそれほど活気は無いようですが、10年ほど前の夕方に知人を迎えにはじめて南口に行ったとき、そのエネルギッシュないかがわしさ、猥雑さに驚いたものです。

夏の夕方だったので、10代とおぼしきかわいい娘さんが駅で誰かを待っていました。
そこに現れたのは、南米系の出身者と思われる外国人のグループ、おそらく地元製造業の現場で働いている人たちでしょう。
グループは人待ち風の女の子をラテン系ののりでナンパしようとしています。
「誘惑に負けるな!大和なでしこよ!」とそんな風景を何気なく眺めていると、最初のグループがナンパに失敗すると、次から次へと別の外国人グループが現れ彼女に声をかけていきます。

「ここは日本じゃないかも!」と驚いたのと同時に、景気が良く街中に得体の知れない猥雑なエネルギーが満ち溢れているのを感じたものです。

前橋や高崎は、どこかお高くとまっているところがあって、好景気でも繁華街は死んだような状態にあったときなので、「太田恐るべし」と感じたのかもしれません。

製造業が復活して、太田に猥雑さが戻るのはいつのことになるのでしょうか?

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