年代物のMicro精機のDD-8が蘇った!
娘が小さいころおもちゃ代わりにくるくる回して、カートリッジを飛ばし長らくお蔵入りとなっていた「MicroのDD-8」。
何とかもう一度鳴らしてみたいと思い、ヤフオクでカートリッジを落札し本日到着(VICTOR MD-1016Bというやつ)。
装着して針を落としてみると、20年の歳月を乗り越え立派に鳴ってくれた。
まったくROTELアンプといいこのMicro機といい、しっかり真面目に作られたものは中身が違うんだなと実感。
CDを聞きつけた耳からすると、なんだか寝ぼけたような音がするが、これがアナログの温かい音というものなのかもしれない。
もともとこのDD-8は、数年前に早逝した知人からのいただきもので、当時は珍しかったダイレクトモータドライブなる機構を採用しているのと、「MA-505」とかいう定評のあったトーンアームを搭載しているらしい。
うまく蘇らせいい音で鳴らせてあげれば、少しは供養になるかもしれない。
「MA-505」は、やたらとあちこち調整が必要でネットからマニュアルを探し出しいじってみるものの、調整レバーのいくつかが欠品しているらしくなかなかうまくいかない。
結局今のところ、いろんなタイミングでアームがやんちゃな動きをしてくれるので、無事1枚のLPレコードを最初から最後まで聞けない始末。
プロのショップに調整を出せばおそらく×万円の見積もりを出され、あげくの果ては部品代も結構かかると思われるので、しばらく自分で格闘してみる。