毎年この時期になると…
3月1日の渓流解禁が気になるが、今年は今ひとつ気持ちが盛り上がらない。
10年ほど前は、倉渕あたりの烏川本流や小さな支流で、きれいなヤマメ君がしこたま釣れたものだ。
夕方になると虫に飛びつく魚の音が、あちこちでうるさいくらい聞こえたものだが、この2~3年はあまりヤマメ君にお目にかかれなくなった。
釣の腕が悪いことだけが理由ではなさそうだ。
台風や大雨による洪水を防ぐためには護岸や治水が重要なことがわかるのだが、倉渕村あたりでは毎年のように川があちこち改修され、大きく景観を変えている。
確かここは一昨年に今のような形にいじったはずなのだが、という場所にも大きなブルトーザーが入って川底を探っている。
これじゃ魚もいやになるよ、まったく。
昔、発眼卵からヤマメを孵して放流した頃の烏川が懐かしい。