神流川、ヤマメ、しおじの湯
昨日の土曜日、神流川に渓流釣りに行ってきました。
10時頃自宅を出て地元の上州屋で餌を買い、下仁田・南牧を抜け目指すは上野村。
確か「しおじの湯」という日帰り温泉施設の近くに、適当な駐車スペースがあったはず。
現地に到着したのは11時過ぎでした。
しかし、川原に降りる道が車でふさがっていて、しおじの湯近くに車が止められません。
しかたなく、二手に分かれている沢のうち「中の沢」沿いの道を車で少し上ったところに車を止め、徒歩で200メートルさかのぼったところに川に下りる適当な場所があったので、そこから川へ。
2週間ほど前、日本全体を大雪が襲ったときに25センチほど積もった雪が、まだ日陰ではかなり残っていました。
川はところどころ半分凍っていて、残雪がアイスバーンのようにその上を覆っていました。
穴が開いたまま放っておいたウェーダーを履く気になれないので、トレッキングシューズで川に入りましたが、日向はともかく日陰に入るとかなり寒い。
「この時間でこの寒さじゃ、あまり期待できないな?」と思いましたが案の定。
4時間ほど釣り登ったたのですが魚のアタリらしきものはたったの2回。
しかし、その2回ともきちんとヤマメ君を釣り上げたので少しエヘン!
1匹目は凍った川の向こう側から引き出した魚で、リリースサイズでしたが針を飲み込んでしまい残念ながら成仏。
おそらく今年成魚放流されたものです。
もう一匹は、いかにも魚が居つきそうな淀みでつれた20センチオーバーで、昨年放流されたものだと思います。
4.5メートルのぼろ竿を元気に絞り込んでくれました。
4時前に川から上がり、予定通りしおじの湯で温まり、なぜか朝から食いたくてたまらなかった暖かい蕎麦を食べて帰りました。
しかしながら、「しおじの蕎麦」とメニューに書いてあったものは、平凡な掛け蕎麦にナルト、ほうれん草、ノリを乗せただけで650円なり!
ツユは濁っていて味も悪い。なんでこれが「しおじの蕎麦」なんだ!と思いましたが、食堂で食べている人は小生一人きり。
地元の人はここの食い物について、よくわかっているんだな、と思いました。
これじゃ、渋谷駅構内の立ち食い蕎麦のほうが100倍旨い!
2匹のヤマメ君は夕餉の晩酌に、から揚げで人間様の胃袋に納まってくれました。
合掌!