稲葉真弓さんのこと、合掌。
9月も中旬を過ぎ、気候の変化についていけず風邪気味の症状が続いています。
いくつかのことが重なり、9月の上旬は結構バタバタして過ごしました。
そんな時なにげなく日経新聞を眺めていると、「稲葉真弓さんを悼む」という「喪友記」をみつけ、まさに「目が点」になってしまいました。
その昔、『エンドレス・ワルツ』で注目され始めていた頃、稲葉さんがナイター競馬に行ってみたいとかいうので大井競馬場に一緒に繰り出したり、ウッドベースオンリーの怪しげなJAZZ演奏会に呼ばれたり、何度か遊んだことがありました。
バブルはなやかなりし頃のことなので、1992~3年ころのことでしょうか。
好奇心が旺盛な方でした。
お互いに年齢を確認する理由もないので、年を意識したことはありませんでしたが、当然まだ亡くなるようなお年ではないと勝手に思い込んでいたのです。
享年64歳、8月30日に膵臓がんでお亡くなりになったということです。
すでに身内で告別式などは済ませたということなので、とりあえず阿部薫を流しながら『エンドレス・ワルツ』を読みながら酒でも飲んで合掌したいと思います。秋の夜長に。
閑話休題
真弓さんには晴美さんという妹さんがいて、情報誌の編集という「非文化的な雪かき」仕事をやっていた前職で、仕事上のいろいろな絡みがありました。
晴美さんは、雑談をしていると話がどんどん拡がっていく小生とはとても相性のいい性格の方で、一緒にした仕事の中では「伝説的な」ものもあったように思います。
お姉さまともども、懐かしいですね。
また、旧交は気づいた時に温めておかないと後悔することになるので、気を付けないと。