1月もすでに早半ば…
時の流れは速いもので、1月もすでに半ばとなった。
昨夜は静岡が震源地だったが、ここのところ群馬でも体に感じる地震がけっこうある。
でも群馬は地盤がしっかりしているのか、大地震の震源になったという記憶はほとんどない。
思えば12年前の明日は、阪神淡路大震災が発生したその日に当たる。
「活断層」などという言葉が盛んに言われたもの、この大震災をきっかけにしてのことだった。
確か震災前は、神戸も地盤が安定しているという話だったような気がするので、どこに住んでいても安心できない。
震災は朝の6時前に発生したが、明日の朝は少しばかり早く起きて心静かにそのときを迎えたい。
でも考えてみると地球の中にはものすごく大きなエネルギーがたまっているのだから、それが時にガス抜きのような形で地震を引き起こしても何も不思議はない。
「地球の些細なくしゃみ」のようなものに対して人間の力は余りにも無力なのだが、その地球が人間の生み出した文明とやらにより、徐々に侵食され、破壊されていくのも皮肉なことだ。
いつもこんなことを考えていると、「風の谷のナウシカ」の次の台詞を思い出す。
「風と水は100年かけて森を作るが、火は一瞬にして森を焼き尽くしてしまう…云々」
ジブリの傑作は、やはり「ナウシカ」だと思う。