FileMaker勉強会参加 ~FileMakerフォント問題~

こんにちは。スタッフの石黒です。
先日、会社のコワーキングスペースで行われたFileMaker勉強会に参加しました。
発表された内容の一部をご紹介します。

FileMaker フォント問題

現象:デスクトップとiPad、iPhoneでフォントが切れる

原因:Filmaker proとFilemaker GOで採用されるフォントが異なるため。

Goとproで共通したフォントがなく、iPad、iPhone上では自動的にデフォルトの「ヒラギノ明朝 ProN」で表示される。
WindowsのFileMaker Proでは、フォント形式はTrueTypeのみサポート。
そのため、OpenTypeフォント形式の「ヒラギノ角ゴ ProN」と「ヒラギノ明朝 ProN」を指定して開発することはできない
※「ヒラギノ角ゴ」はWindowsにofficeをインストールしたときに自動でインストールされるが、filemakerで使用することはできない。
※Mac OS X ではTrueType、PostScript、OpenType サポート。

解決方法

余裕をもったレイアウト調整を行う。
iPad、iPhoneでテストを行う。

※公式のFileMaker14ヘルプでは
「Windows の FileMaker Pro では、OpenType、PostScript Type 1、ビットマップ、ラスタフォント、ベクトルフォントなど、TrueType 以外のフォント形式はサポートされていません。」
とあるのですが、
実際のFileMaker14ではOpenTypeフォントに対応しています。
そのため、FileMaker14で開いて編集したレイアウトをFileMaker13で開くとレイアウトが崩れることがあります。
これから仕様がまた変化する可能性があるようです。

【参照ページ】


▽FileMaker Go で使用される日本語フォント


▽Windows と Mac OS の両方で使用するレイアウトに関するトラブルシューティング