急がば回れ。FileMakerのチュートリアルをやってみた。
こんにちは、フェアマインドの高木です。
社内の観葉植物が最近元気が無いようです。暑さのせいとかあるんでしょうか。メンテナンスのコツをご存知の方、アドバイスをお願いします!
さて、社長から機能追加の案件を一件振られて、久しぶりにFileMakerをさわることになりました。
Access VBAでガリガリアプリを組んだ経験は結構あるので、その延長線でこなせるかと思いきや、意外とどの操作でどう動きが変わるかという機能の概念的な部分が引っかかり、なかなか作業が進みません。。
思えば、自分が1度だけFileMakerを扱ったのは、前々社にいた頃でもう6年程前のことです。記憶もかなり薄れてますし、FileMakerもバージョンが上がり機能もだいぶ変わってるはず。
弊社はFileMakerの案件も多く持っており、今後も継続して関わることになるはずなので、まずは基本から学ぶことにしました。
今回使うのは FileMaker Pro 12で、この場合「インストール先/日本語エキストラ/マニュアル(PDF)/fmp12_チュートリアル.pdf」にチュートリアルが格納されているのでこれをやってみます。
なお、チュートリアルの構成はこのような感じ。基本的な機能が網羅されている内容です。
- レッスン1 FileMaker Pro の基本事項
- レッスン2 ブラウズモードでの情報表示
- レッスン3 レコードの検索とソート
- レッスン4 データベースの作成とレコード入力
- レッスン5 表示方法のカスタマイズ
- レッスン6 表レイアウト、ラベルレイアウト、手紙テンプレートの作成
- レッスン7 データ入力の効率化
- レッスン8 ボタンとスクリプトによる処理の自動化
- レッスン9 レポートの作成と実行
- レッスン10 データのグラフ化
- レッスン11 リレーショナルデータベースの設定
- レッスン12 データの共有と交換
- レッスン13 FileMaker Pro でのデータの保護
- レッスン14 データベースのバックアップ
一通りこれに沿ってざっくり手を動かしてみたところ、FileMakerでできる機能が俯瞰でき、またスクリプトの使い方、ポータルという概念、フィールドの計算・集計タイプやら、初めによく理解していなかったことが随分とクリアになりました。急がば回れとはこのことですね。
このチュートリアルはサンプルも付いていてすぐ動かせるし、複雑な内容も特に無く、システムに携わっているような方なら2、3時間あればこなせる分量です。
社内でいきなりFileMakerを振られてどうしよう、と困っている方がもしいましたら、こちらを試してみてはいかがでしょうか?
photo credit: Malabooboo via photopin cc